夕方になると、右手の手首がダルい。肩がガチガチに凝っている。 「事務職だから仕方ない」と諦めていませんか?
その疲れの原因、実は「マウスを動かしすぎている」せいかもしれません。
画面の端から端までカーソルを移動させるために、手首や腕を何度もブンブン振る。 この動作を1日何千回と繰り返していれば、腱鞘炎予備軍になるのも当然です。
もしあなたが「定時まで快適に」仕事をしたいなら、今すぐ普通のマウスを捨てて、「トラックボール」に変えるべきです。
今回は、私が長年愛用し、もう二度と普通のマウスには戻れない体になってしまった「トラックボールマウス」の魔力について解説します。
なぜ普通のマウスは疲れるのか

そもそも、一般的な光学式マウスは構造上の欠陥があります。
腕全体を動かしているから
マウス本体を物理的に滑らせて操作するため、どうしても手首や腕の筋肉を使います。 特に、最近のワイドモニターやデュアルモニターを使っている場合、移動距離が長くなるため、腕への負担は倍増します。
場所をとる(デスクが狭い)
マウスを動かすための「スペース」を確保しなければなりません。 机の上に書類を広げながら入力したいのに、マウスの稼働スペースが邪魔で書類が置けない…という経験はありませんか?
トラックボールに変える3つのメリット
トラックボールとは、親指部分にある「ボール」をクルクル回してカーソルを操作するマウスです。 本体はデスクに固定されたまま動きません。
これが事務職に最強にマッチする3つの理由があります。
① 手首・肩が圧倒的に楽
本体を動かさないので、手首は固定されたままです。 動かすのは「親指だけ」。 腕を振る動作がゼロになるため、肩こりや手首の痛みが劇的に軽減されます。これは大袈裟ではなく、本当に「腕が軽い」と感じるはずです。
② どんな場所でも使える

本体を動かす必要がないので、マウスパッドすら不要です。 散らかった書類の山の上でも、狭いカフェのテーブルでも、なんなら自分の「膝の上」でも操作できます。 デスクのスペースを1ミリも無駄にしません。
③ 意外と細かい作業が得意
「親指だけで細かい操作ができるの?」と不安に思うかもしれませんが、慣れれば普通のマウス以上に精密な動きができます。 Excelのセルの角をつまんだり、パワポの図形を配置したりといった作業も、指先一つで狙い撃ち(エイム)できます。
初心者はこれ一択!「ロジクール M575S」

トラックボールに挑戦するなら、選ぶべき機種は決まっています。 ロジクール社の「M575S」(または旧型のM570)です。
トラックボール界の「iPhone」とも言えるド定番モデルで、世界中で最も使われています。
- 手に吸い付くような形状: 日本人の手にも馴染むエルゴノミクスデザイン。
- 驚異の電池持ち: 単3電池1本で最大2年間(!)持ちます。充電のストレスがありません。
- コスパ最強: 高級機もありますが、事務仕事ならこのエントリーモデルで十分お釣りが来ます。
まとめ:3日の我慢で、一生の快適さを手に入れる
良いことばかり書きましたが、唯一のデメリットもお伝えしておきます。 それは、「最初の3日間は違和感がある」ということです。
これまで何十年も「マウスを動かす」操作をしてきた脳が、急に「親指だけ動かす」操作に対応するには少し時間がかかります。 最初の1日目は「思ったところに止まらない!」とイライラするかもしれません。
しかし、そこで投げ出さないでください。 3日で慣れます。 そして一度慣れてしまえば、もう二度と「腕を動かすマウス」には戻れない体になります。
来週の月曜日、騙されたと思ってトラックボールデビューしてみませんか? あなたの右手首が、「ありがとう」と感謝するはずです。
マウスを変えたら、次はキーボード操作も極めましょう。 「マウス操作」と「キーボード操作」の両輪が揃えば、定時退社は確実です。
マウスを買い替えたら、ショートカットも覚えよう
トラックボールでカーソル移動を楽にしたら、クリックなどの操作はショートカットキーに任せてしまいましょう。 右手(トラックボール)と左手(ショートカット)の連携プレーが最強です。
また、そもそもマウスを使わずにアプリを切り替える技術も合わせて習得すると、さらに効率が上がります。



